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ぎっくり腰の応急処置

 

ぎっくり腰とは筋肉が損傷したり腰椎が捻挫した状態のことで、急性腰痛症といいます。

「重い荷物を持ち上げた時」「くしゃみをした時」「急に振り返った時」日常生活の何気ない動きで起こってしまうぎっくり腰。

いきなり腰に激しい痛みを伴い、動けなくなることから「魔女の一撃」とも呼ばれています。

突然のぎっくり腰にどうしたらいいのかパニックになると思います。

ぎっくり腰はなったその日の処置が大事になってきます。

 

 

 

【応急処置】

まずは絶対安静!

患部を氷のうで冷やす。ビニールに氷を入れて冷やしたり、氷がない時は保冷剤等で冷やす。保冷材の場合は直接冷やすと低温やけどになる可能性があるので、タオル等にくるんで冷やしてください。

なぜ冷やすのかというと腰の奥の筋肉が炎症をおこしているからです。

ただしずっと冷やしたままだと凍傷になってしまいますので、30分くらい冷やして少し時間をあけてまた冷やします。

これを繰り返します。

ぎっくり腰は最初の応急処置が大切です。

ぎっくり腰になり最短で仕事復帰をするには2日間が極めて重要になります。

患部を冷やして熱をなくせば、3日目からは動けるようになり4日目には歩くことができるようになります。

 

きちんと冷やして炎症物質を抑える。

最初が痛くないからといって、冷やすことを怠らないでください。

 

【お風呂】

入浴は体を温めるので、炎症物質が広がってしまいます。

どうしても清潔感が気になる方は、入浴はやめてシャワーで我慢しましょう。

 

【コルセット】

コルセット着用も痛みを抑える効果があります。

コルセットは腰の動きをサポートするだけでなく、適度な圧迫で炎症や腫れを抑えます。

でも痛みがなくなったら外して下さい。使用を続けると筋肉がコルセットに頼ったまま弱り、またぎっくり腰になる可能性があります。

 

【ぎっくり腰になる原因】

レントゲンの検査では、骨はうつりますが筋肉や神経はうつりません。その部分に炎症があるか分からない事には、原因が特定できないのです。

ぎっくり腰が発症すると考えられる状態は

1.腰に負担が蓄積される。

2.急激な負荷が腰にかかる。

疲労やストレスが溜まっていると、ある日ちょっとした刺激があっただけで強烈な痛みとなってあらわれます。

 

【ぎっくり腰にならないための予防】

・朝起きる時、すぐに体を起こさずに、布団の中で横になり腰を丸める。

・洗顔の時、腰だけで体を倒すのではなく膝も使う。

・椅子に座る場合、背もたれに腰が付くまで深く腰掛ける。ずっと座りっぱなしだと腰に負担がかかるので、1時間に一度は立ち上がり軽い運動(屈伸運動)をし血流をよくする。

・重い物を持ち上げる時、必ず膝を使い腰への負担をなくす。

 

いつもと少し腰の様子がおかしい、なんかぎっくり腰になりそう。そのように感じた時は、ぎっくり腰になる

一歩手前かもしれません。

そんな時は、三鷹市腰痛専門のこみやま整骨院にお越しください。

骨格調整と筋肉の負荷をほぐして、ぎっくり腰になりづらい体づくりをめざしましょう!